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保障が必要な期間全体を見渡す [がん保険の必要性]

生命保険で必要な死亡保障額は、各人の生活スタイルやライフステージの変化によって変わってきます。

独身時代に勧められるままに保険に加入したという人は、そのままでは問題があることになります。 生活状況が変わるたぴに、保障内容の見直しや、新しい生命保険の選び方、変更なども検討していく必要があります。

医療保障もライフテージによって変わってきます。
医療保障は死亡保障とは違って一生涯ニーズがあるため、年齢を重ねるごとに生活習慣病保険やがん保険への加入を考えたり、退職すると医療保障を手厚くしようと考える人が増えてきています。 
特に働き盛りの現役世代になると、子供の教育費が必要であったり、住宅ローンを抱えていることが多く、もし長期入院となると収入が大幅に減って困ってしまうので、比較的高い医療保障や所得保障が必要になってきます。

但し、実際にライフステージに合わせ、その都度保障額を見直していくというのは、合理的で無駄がない反面、リスクもあります。というのは、生命保険の保障額は、そのときに健康でないと増額できないからです。

結婚して共働きであれば、それほど多額の保障額は必要ありませんが、子どもが生まれた後のことも考えて、保障額を決めるのもよい方法です。 

保険を見直すのなら、現在入っている保険の中でよい保険は残し、メリットが少ないものに関しては新しい保険への変更も含め、選び方を検討するようにします。
たとえば、現在人っている医療保険とは別にがん保険に加入すると、必要以上に保障がだぷってしまう部分がでてきます。 そのため、現在の保険にがん保障をプラスすることができれば、無駄がなく合理的です。

実際の作業は大変ですが、現在払う保険料だけでなく、保障が必要な期間全体を見渡して支払う保険料の総額を計算すると、必要な保障を確保しながら保険料を減らしていくことができます。

医療技術の進歩と治療費 [がん保険の必要性]

健康で長生きしたいと願う人々に応えるかのように、医療技術は進歩し、最先端の治療法や新しい薬の開発が進み、昔は治らないとされていた病気でも、今では治療可能になってきています。

がんもそういった病気のひとつです。 例えば、肝臓がんの患者数で見てみると、治療後5年の生存率が、80年代ではおよそ22%でしたが、90年代になると、生存率は45%にまで上昇しています。また、手術や治療のための入院日数も、平均65日だったものが、平均30日へと激減しています。
このように、日々医療は進歩しているのです。

しかし、医療技術が高度になればなるほど心配になってくるのが、高額な治療費です。 高度先進医療は、基本的には公的保険の対象にはなっていないため、自己負担が大変高額になります。
そのため、各保険会社が競うようにがん保険を発売し、それとともにがん保険に加入する人も増えてきています。
中には、免疫療法や放射線による治療といった、高額な治療を対象として給付金がおりる保険も出てきました。

例えば、放射線の一種である粒子線をがんに照射する方法では、エネルギーを最大にする点を自在に調節することができるので、がん細胞以外の正常な組織を傷つけることなく、趙をすることができます。
但しこの治療方法の費用は、1回につき300万円以上と大変高額です。

上皮内がんの保障 [がん保険の選び方]

病気やけがをした際の治療費等を保障する医療保険に対し、対象をがんのみに絞ったものががん保険で、多くの保険会社からそれぞれに特徴を持たせたがん保険が発売されています。

現在ではがんは「治らない病気」ではなくなり、様々な治療法も研究されています。
がんで亡くなる人が減る反面、治療にかかる費用は膨大となってきており、がん保険の必要性を感じて加入する人も増えています。

以前はアメリカンファミリー保険の独壇場であったがん保険も、今はいろいろな保険会社から出ていますので、どれが自分に合っているのか、選び方に悩むことは少なくありません。
そこでがん保険の選び方のひとつのポイントとして、上皮内がんについて、みてみてます。

上皮内がんとは上皮内新生物のことを指し、がん細胞が粘膜の一部にとどまっていると診断されたがんのことで、上皮細胞の下にある間質細胞までは侵入していないため、切除すれば治ります。

この状態であれば、上皮内がんは転移の可能性がないので、悪性腫瘍とは区別されています。
そのため、がん保険の中には、上皮内がんに対しては診断給付金が減額されるものもあります。

がんと上皮内がんを区別している保険では、上皮内がんの場合に支払われる診断給付金ががんの場合の10分の1まで減額されるものがあります。
また保険会社によっては、がんと区別せずに診断給付金を出すところもあります。
上皮内がんは切除すれば治るものであっても、医師からがんであると説明を受けた不安に対して保障をしてくれる保険があれば、そちらを選ぶのもよい方法です。


保険は、一年に一度は保障の内容を見直すことが大切です → 医療保険 保険料の見直し

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がん診断給付金とがん治療給付金 [がん保険の種類]

がん保険は他の医療保険と違って病気の種類ががんに特化されていおり、がんになったときに手厚い保障を受けることができます。
がん保険も多くの保険会社が提供していますので、それぞれの違いをよく見極めて、万が一のときに有効に使うためにも、選び方は慎重に行なう必要があります。

がん保険の特徴としてあげられるのは、入院給付金の期間に制限がないこと、他の医療保険にはない「がん診断給付金」が受けられることです。

がんと診断されると多額の給付金が支給されるため、これから治療を始める人にはとても助かりますが、保険によって、がんと診断されても給付金が出ないこともあるので、注意が必要です。

がんと診断されたときに給付金が出るのが、がん診断給付金、出ないのが、がん治療給付金です。
これはがん保険の選び方の重要なところで、この違いについて、よく理解しておく必要があります。

がん診断給付金というのは、一般的に認識されているように、がんと診断確定された場合、入院をしなくても給付金が支払われます。
がん治療給付金は、がんと診断確定され、治療のために入院した場合に支払わる給付金です。つまり、診断確定されただけでは給付金は支払われません。

また、がん診断給付金の中には、がん治療給付金の支払い方法を適用している保険もあります。

契約する前には、どのような場合に給付金支払われるのか、必ず診断給付金を確認することが大切です。


自動車保険の保険料を抑える方法のひとつです → 年齢制限をつける

入院給付金の支払い期間 [がん保険の選び方]

がん保険と医療保険の違いとしては、入院給付金の支払い期間に制限がないということがあります。
医療保険でも、がんを含む生活習慣病を保障する保険はありますが、そういった保険を選ぶ際には、入院給付金の期間が無制限ということに着目している人も大勢います。

しかし、すべてのがん保険が入院給付金の支払い基準が同じというわけではありません。
入院してがんと診断された時点から入院給付金が支給される商品と、入院初日にさかのぼって入院給付金が支払われる商品があります。

例えば、がん検診で胃に影があると言われ、さらに精密な検査をするために3日間入院したとします。そして4日目にがんと診断され、そのまま入院して治療を行なうことになったとします。

このとき、がん保険に入っていれば、検査のための3日間の入院給付金も支払われると思いがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。
がんと診断された後、治療のために入院した場合のみ入院給付金が支払われるというがん保険では、検査の3日分の入院給付金は支払われないのです。

これらの条件は保険の説明書に必ず書かれているのですが、目に触れにくい位置にあったり、文字が小さかったりして、見逃してしまうことが少なくありません。

がんと診断された場合に入院初日にさかのぼり、入院給付金が支払われる保険もありますので、忘れないように確認しておくことが大切です。

また、入院給付金がどの時点から支払われるのかによって、検査に要した日数分の差額が発生します。入院日額1万円とすれば、検査に3日間要したら3万円、1週間となると7万円もの違いが発生します。

入院給付金は少しでも多ければ助かりますので、こういった点もよく確認しておく必要があります。


どんな保険でも、保障範囲の確認は必須です → 自動車保険の見直し方

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